好きな車のこと

車にまつわる思ったことや経験などを綴っております!(^^)

東京モーターショー

一年おきに開催される東京モーターショー。今回も行こうと思っています。モーターショーに行くとその時代を感じます。

 今では東京を含むパリやフランクフルトなどの世界の5大モーターショーも時代の流れでその存在価値は変わってきていますが、そんなことも含めて時代を感じたいと思っています。

 情報発信の変貌と100年に一度と言われる変化やマーケット動向変化の影響は今回の東京モーターショーでも海外メーカーの参加がわずか4ブランド(3社)にとどまることにも表れているようです。

 私が初めて東京モーターショーへ行ったのは1977年で当時は小学生でした。寝台列車で父と東京へ向かった思い出があります。

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 この年の東京モーターショーは排ガス規制適合を克服した日本車のニューモデルラッシュでした。キーワードは低公害から省燃費に変わり世界初の4サイクル3気筒エンジンでリッター19キロの低燃費を誇ったリッターカーのシャレードやクラウン、セドリックにディーゼルエンジン搭載車が登場するなど、それまでになかった新たな時代の変化を感じるものでした。

 一方、オイルショックに起因する世界的に低燃費を求める小型車ブームから輸出を伸ばした日本車は輸出台数世界第1位に躍進。これによる欧米との貿易摩擦発生前夜のような流れもあり、輸入車展示は独立館でした。

 一堂に輸入車が集まり最新モデルも出品されたので訪れるファンの方も多く、モーターショーの国際的な雰囲気がますます高まってきた時期。そんな盛り上がりは私にとっても刺激的なものだったと振り返ります。

 私はそんな刺激をもらい車への思いが膨らみ就職先も自動車メーカーを選んだこと…そして東京モーターショーで説明員をさせて頂いたことも今では思い出です。 ショーの最終日閉幕後、お客様がいなくなった会場で全スタッフが色とりどりの紙テープを手に取り会場内で一斉に投げたこと…緊張から解放され感極まって涙するコンパニオンのお姉さんたちの姿は昨日のことのように目に浮かびます。 あのNHKの紅白を思わせる最後のセレモニーは今でもやっているのでしょうか…ちょっと気になります。

 振り返れば私にとって東京モーターショーは車未来への道筋の確認の場であったと思います。

 初めて行ったのが、もう40年以上も前。その後一度も欠かさず行っている東京モーターショー

トヨタ自動車の豊田社長のメッセージで新しいライバルたちと「勝つか負けるか」ではなく「生きるか死ぬか」の闘いが始まっているという言葉は今回のモーターショーにも表れているのだと思います。

そんな時代の今回の東京モーターショーでも、これからの車の道筋(新たなスタートライン)を確認できればと思っています。

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