好きな車のこと

車にまつわる思ったことや経験などを綴っております!(^^)

時代の変わり目に思う

電動化の波が押し寄せようとしています。しかし個人的に思うが、現時点では、化石燃料を使うエンジン車の性能、利便性を上回っているとは思えない。

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しばらく前に何度か燃料電池車(水素を使って電気を起こして走る)であるクラリティを運転する機会があった。家にはアコードハイブリッドがあったが、やはりそれとは違うさらに一歩進んだ車に感じました。

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クラリティは水素を補給しなければならないが、まだまだインフラは整備されていない。増加中とはいえ、水素ステーションの数も全国90カ所に届かない。47都道府県の内、1カ所でもあるのは関東以西の18都府県にとどまる。圧縮水素約5kgを満タンにすると、クラリティは750kmほど走れるというが… 

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一方電気自動車の進化は目覚ましいと世間はうるさいが、まだまだ航続距離に不安があるのが現状。そんなことを思うと次世代のこれらの車のつなぎ役として近年普及したハイブリッド車はそのピークを迎えていると感じます。でもエンジンがフェイドアウトしていくこれらモーターが主役の車は車好きにとっては何か心に響くものが足りないと思うのは私だけではないと思います。ハイブリッド車のアコードに乗っても、時折、作動するエンジン音は私にとっては、なぜかほっとする音色に感じたりするのです。

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エンジン音の鼓動はいい…最近、そのことを思うことが増えた気がします。当たり前だったエンジンの音。その当たり前が遠のいていくというか、少しずつ消えていることを意識するようになりました。

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昨年購入したPOLOのGTIは、そのことを強く意識させるきっかけになったと感じます。この車に乗るたびにそろそろエンジン車のお楽しみは終わりになるのかと…そう感じることが増えました。あのフューエルセルをドライブした記憶とGTIのはじけた鼓動がシンクロする不思議な感覚は、まさに100年に一度の変革期のまっただ中にいることを実感します。

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燃料電池セルのなかで起きる化学反応自体は、音も振動も発生しない。車に求めるもの。エンジン車を味わい尽くそうと思う気持ち…その思いは私の中に今ピークを迎えているのだと、GTIから発する音を聴くたびにそう思います。

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