好きな車のこと

車にまつわる思ったことや経験などを綴っております!(^^)

クラウン

今のクラウンを見てると個人的に少し寂しい気持ちになります。クラウンの古い過去を振り返り思い、近年のクラウンに対するトヨタの模索してる姿を見ていると、そう感じさせます。

 

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レクサスを出しても、クラウンはトヨタ店の長年の顧客でやっていける…やるしかない状況の中、今まで頑張ってきたクラウン。

 

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そして今、これから登場する予定のマツダブランド向上策として位置づけられたマツダ直6+FR車をベースとしてクラウンが継続されて登場する噂。本当なのだろうか…1年前の2019年5月、マツダは決算報告会見の場で、今後の商品開発の展開として、直6エンジン、FRプラットフォームを正式に発表。このなかで「Largeアーキテクチャー」について、以下の開発項目を挙げた。
直列6気筒SKYACTIV-X
直列6気筒SKYACTIV-D GEN2
・縦置きアーキテクチャー化
・48Vマイルドハイブリッド/プラグインハイブリッド

 すなわち、Dセグメントを想定したラージプラットフォームは縦置きエンジン後輪駆動で開発をするということ。
 エンジンは直列6気筒を新開発し、ガソリンエンジンはSPCCIエンジンのSKYACTIV-Xを、さらにディーゼルエンジンはクリーンディーゼル第2世代へと進化させたものとする。
 さらに48V電装システムを使ったマイルドハイブリッドを用意し、プラグインハイブリッドへの展開も視野に入れているというもの・・・
 上記に挙げた現在開発中のクルマはマツダ6後継車という。そしてそのプラットホームを流用したクラウンが⁇ 時代が変われば、その車も変わることは理解できるが、変わり方に関しては思うことはある。

 

 

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個人的に思うのは、今のクラウンは、もうすでにクラウンじゃないということです。クラウンらしかったのは、ペリメーターフレーム時代…クラウンならではの独特な重厚感のある乗り心地に価値があったと思います。日本の高級車はこうあるべきという確固たる主張を感じさせてくれたところは、日本の誇りだったと思います。1960年代に、すでにモノコックを採用していたライバルのセドグロとは違う、クラウンにしかない世界。親父は4台のクラウンを乗り継ぎましたが、初めて乗った5代目の乗り心地は忘れられないものです。ある意味行き場を失った今のクラウン…マツダの将来に向けた策とクラウンの将来が重なる可能性…マツダのスポーツFRノウハウに一目置くトヨタBMWより馬が合うとは思うけど、クラウンをどうしたいのか…一部輸出されていたものの、事実上国内専用車のクラウン。残念だけど長年お疲れ様でした…と伝えたいのが私の正直な気持ちです。

 

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